転圧  地盤が下がらないようにしっかりと固める。


    地盤を水平に均すことによって、その上に打つコンクリートの厚みが均一に整い、強度も一定に保たれます。


転圧中
   
転圧後



   配筋  地震に強い基礎づくり


   
  150mmのピッチで施工 

   
  鉄筋の重なりは40倍で施工     斜めの配筋で施工

  鉄筋の養生


   基礎の中の配管  コンクリートの強度を守るために配筋を切らずに施工


  ベースの掘り下げ


   アンカーボルト  基礎と土台をしっかり結合


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      アンカーボルトの施工方法は大きく分けて「田植え方式」と「固定方式」のふたつがあります。田植え方式はコンクリート打設後にアンカーボルトを埋め込んで行き、固定方式はコンクリート打設前に固定していきます。アンカーボルトには、基礎と土台をしっかりと結合させる働きがあります。そのために位置、高さ、本数、正確な角度がおのずと求められます。ひのきのこだわりでは、より精度の高い「固定方式」を採用しております。 

   
  垂直と高さの調整   鉄筋を溶接し固定

   
  鉄筋と固定されたアンカーボルト




   コンクリート   専門業者と相談し、ベストな強度で使用


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       コンクリートはアルカリ性ですが、鉄筋の腐食はアルカリ性の環境下では進みません。
     鉄筋は酸性によって腐食し(錆び)始めます。よって、コンクリートの劣化は、鉄筋の耐久性に大きく関係します。
     なので鉄筋を覆うコンクリートは、立上り部分(地面からの高さ)は40mm、土に接する部分(地中に埋まる部分)は
     60mm必要です。 
     なお、当社ではコンクリート配合を、専門業者と相談してベストな強度で使用しています。その配合した認証書を
     現場ごとにもらい、家歴の一部として保存しております。

       
      配合計画書    認証書

    下の写真のようなコンクリートがぼろぼろに崩れかけた部分ジャンカといいます。これはコンクリートを流し込んだ際に、空気を取り込んでしまい、その空気の逃げ道がなくなってしまうことによっておこります。ジャンカができるとコンクリートの強度が下がり、被りも少なくなり鉄筋の耐久性を著しく低下させてしまいます。そこで当社では、ジャンカを防ぐために専用のバイブレーターを使って、空気を抜くことによりジャンカを発生しにくくする工夫をしています。

   ジャンカ  空気抜き 水平検査

    基礎天端は水平誤差±1.5mmで施工しております。基礎が水平でなければ、家は垂直に建ちません。