マイスター技術力       (2017.12.14更新) 

認定を受けた職人さんがお持ちの技術力によって、3段階の評価が存在します。


基礎



小島建設   小島 睦さん

 基礎の立上り部分や、スラブとの打ち継ぎ部分において、ジャンカや気泡の跡も見られない綺麗な 基礎表面の仕上りが見られ、丁寧な施工がされていました。
鉄筋は、天候にも恵まれ、施工中の養生も適切であった為か、曲げ加工部分や切断面に於いても、 殆んど錆が見られず綺麗な状態でした。
スラブ配筋のピッチがXY方向共に150㎜でスペーサーピッチも900㎜以下で、更に全ての交点が結束 されていた事もあり、検査時に鉄筋がたわむ事もなく歩きやすく、非常に検査のしやすい現場でした。
全体的に転圧面が一定で不陸がない為、スペーサーブロックの沈み込みが見られません。
スペーサーも規則正しく配置され、しっかりとした転圧がされています。

   


防水
エイト外装  横田 栄治さん
防水シートの重なり部分で、タッカー釘を表面に出さない工夫として、重ね部分の下側の防水シートのみタッカー止めし、上側の防水シートには釘を使用せずに防水テープで留め付けられています。
一部、タッカー釘が出てしまう箇所には、タッカー釘の上に防水テープ処理がされており、雨が入ったとしても タッカー釘が錆びないような丁寧な施工がされていました。
   

屋根
狩野瓦店   狩野 新蔵さん
ルーフィングの重なり部分で、タッカー釘を表面に出さない工夫として、重ね部分の下側にくる ルーフィングにのみタッカー止めし、上側のルーフィングには釘を使用せずに防水テープで留め付け、また 一部、タッカー釘が出てしまう箇所には、タッカー釘の上に防水テープ処理がされており、雨が入った としてもタッカー釘が錆びないような丁寧な施工がされていました。
   
屋根


(株)アドニス  
 藤田 鉄也さん


内装


山下大工   山下 猪造さん

 壁・天井共にPBへのビスの打ち込みが丁寧に施工されていました。
開口部廻りや出隅部分では、目地の位置をずらしたり、補強材を入れる等、下地の施工に一手間が 見られました。また、リビングルーム等の広い部屋の天井部分は、クロスを貼った時に筋が出にくくする工夫として、 PBが千鳥張りで施工されていました。

   

基礎
西村鉄筋工業  西村光史さん
ベース部、立上り部共に全ての交点が結束されており、手間の掛かった施工が見られました。
各部の結束も丁寧にされており、鉄筋や結束線にもほとんど錆が見られない綺麗な鉄筋の状態でした。
アンカーボルトも専用金具と結束線でしっかりと固定されており、アンカーボルト設置に関して、精度の高い施工が見られました。

構造
庄野工務店   庄野直司さん
床・壁共に構造用合板への釘の打ち込みが丁寧に施工されていました。
特に、床合板に関してはコンプレッサーの圧力を弱め、釘頭を1cm程度残し、 最後に金槌で仕上げるという非常に手間の掛かる施工がされていました。

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